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いつの間にかご主人様と呼ばれ…だがM女には、表には出さない気持ちがある。 心の中で思う事もたくさんある。 私が不器用なのか…S男としての…誰にも言わない、明かしていない心をふと書こうと思った。


by nodandy

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甘い味と苦い味…

■Mail to 管理者■

いつの間にかSMを味わい
いつの間にか…
“甘味と苦味”を
知ったように思うのです。

ただの愛欲か…
愛情表現か…
ただの変態的な行為か…

私には…『魔法の鍵 』
閉じられた扉を開き
繋がれた鎖を解き放って
あげられた鍵…

冷たく暗い場所から暖かい場所へと通してあげれた
魔法の鍵なのです。。。

■Mail to 管理者■


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カメになりたいと思った。

カメになりたいと思った。_f0134048_13361295.jpg


現実から逃げるように胸をおさえて足をひきずるようにトボトボと歩いて
小さな橋にかかった時、
ふと足をとめて池の水面をみたんよ。

冷たい風が吹いていて背中を丸めてて…
でも寒いから背中丸めてたんじゃなくて痛かったからだが、
何が痛いって…色んな事が痛かったわけだ。

いやいや違うって。
別に“M女の気分を味わってやろう”とS女王様に頼んで尻をベチベチ叩かれてみたわけぢゃないって。

まるで体の不自由なおじいちゃんが小刻みに方向を変えるように
まるで志村けんがマジメにおじいちゃんのモノマネをしてるように
体の向きをなんとか変えて池の水の中に目をやったんよ。

すると大きなカメが泳いでやがった。

すい~~っと足と手を動かしてスイ~~っと水の中を進みやがるんだ…

気持ちよさそうだなぁ…って思った。

太陽のない日、
沈んで疲弊憔悴して今にも泣いちゃいそうな気持ちと同じような天気の中
そいつだけは“すい~~~~”っと泳いでやがった。
片方の手と反対側の足を“すい~~~~”っとかる~く動かして
能天気に“すい~~~~”っと泳いでやがる…
私がそのカメだったら軽~く鼻歌歌いながら“ふふ~~ん~”ってな感じで
何も考えずにすい~~っと泳いでる、そんな感じ…。

“…いいなぁ…”


素直にそう思った。


“あ~カメになりたい…”ってそう思ったんよ。

“いいなぁ…カメになりたいな~…”


そのとき胸にあった辛さや悲しみらしきものや、ぬぐってもぬぐってもぬぐい切れない自責の念や他人を責めたい思い…結局そこにあったのは何にもない自分である事の失望とか劣等感、悔悟の念をカメになったら全部忘れられるんじゃないかって思ったんだよ。


“……カメになりて~な…”…心底そう思った。

みんな仕事に行ってる時間、いや仕事してなくてもどこかで何かをして社会の一端を担って生きてるだろうに、私にはな~んにもなくて落ちぶれた落伍者になっていて本当にみすぼらしいカッコして“ミジメ”ってのがどんななのかを心身ともに心底味わってた。


消えかけの火…
まるでそんな言葉が合いそうなくらい憔悴して失望して落胆して弱ってたわ。
なにせ“カメになりたい”なんてホンキで思うんだからね。

でも考えればだが…
能天気に泳いでるように見えるカメも生まれてから弱肉強食の厳しい世界をなんとか生き延びてなんとか勝ち残ってだからこそそうやって草履以上に大きくなりやがって今能天気にすい~~っと泳いでいやがるんだと思ったらどこも同じかもなぁとそんな事を思った。
“がんばったんだなぁお前は…”なんて呟いてた。


人間って不思議なもので気持ちひとつで幸せにも不幸せにもなる。
気持ちひとつでどっちにも転ぶ。現実も気持ち次第で訪れる事も変わるように思う。

今の私はこうやって能天気に新しいパソコンで駄文を書き入れられる能天気な時間を取り戻す事ができたけれど、それは“今の自分にはなんの価値もない”と思える事実に囲まれ、実際世の中のどんな人であろうと誰も見向きもしないくらいまったく価値を持たなかったそんな私に“それでも価値がある”と言い放ち、そう接してくれた者のおかげだと思う。

ひとつ仕事を立ち上げもうひとつ仕事を立ち上げやっとそれらが形になってきてやっとこさホッと一息つけた気分になれたけど…あの時のミジメな気持ちは今も忘れられんわ…
今でもその事を思うと胸がキューキュー鳴きやがる。。


ホントにな~んにもなくなってまるで全てをなくしたような私にはたった一つ残ったものがあって、それが私の大事な宝物になったが…それが物語るのはきっと価値を与える事ができるものが価値を得る…という事のように思う。
そいつはたくさんのものを与えてくれた…

世の中に多くのご主人様たらんとする者がいるけれど、
果たしてアンタは誰かにちゃんと価値を与えていられるかい?

さてさて…
果たして私は誰かに価値を与えていられるのかいな…



あ~

思い切り噛み付きたい…


ん…“何を?”ってか?


教えてやらん(笑)。
# by nodandy | 2010-08-01 15:08 | 懺悔

出口


出口_f0134048_0383050.jpg




ん~

なんだか…いろいろ陵辱された気分だわ…

久しぶりに帰ってくると出会い系に誘うような変なコメントいっぱい書かれてたしねぇ…




長かったなぁ…


いやな夢から覚めたみたいな気分だ…。
まだ目もかすんでたり頭もふらふら寝ぼけてたりするんだろうなぁ…

あ~目覚ましに尻をペチペチしたいしガブっと噛みたい…


ん?


んん…


なんだかんだと色々あったが…



スケベなトコだけは変わってないって事だね…(笑)
# by nodandy | 2010-03-23 01:03 | ご主人様の心の中

不器用なM女… 不器用なS男…

不器用なM女… 不器用なS男…_f0134048_7563084.jpg




武士は食わねど高楊枝…

やせガマンで…、ともすれば愚かともいえる言葉…
私はもちろん武士じゃないけれどただ同じように強がりだ。

『Mr.○○、もし助けが必要な時は何でも言ってくれ…どんな事でもだ。』

直接仕事の関係がなくなってからもう何年にもなる昨今でさえ、友人として時おりそんな言葉をかけてくれる。 そんな言葉をかけて頂ける度になんともいえない気持ちになり心を込めて『ありがとう。本当に困った時は頼むよ。』と答えるがそれ以上は言えない。
言葉の裏にたくさんの思いがあふれる。
相手はそれを知る術はない。。

親しい仲であればあるほど何か困った時は遠慮せず手を借りるべきかもしれない。 甘えればいいのかもしれない。弱い自分を見せていいのかもしれない。
頼ってもらえる事こそ、親しみを持つ者としてはうれしいものだ。
でもど~~~も私は相手が大事であればあるほど、そんな時こそひねくれてか相手を大事なものとして扱いたい…気持ちだけ受け取り決してその人に手間や手数をかけまいとそんな風に思ってしまう。。。

強がりか…余計な足かせか…或いはくだらないプライドか…
けれどやはりそう考えてしまう。 
自分が参ったとしても…それが私の大事な者への思いの表し方だ。
とても不器用な世渡り下手な愛情表現…
強がりの欺瞞かな…。


私が祖父を見たのはたった一度、中学だったか高校だったかの頃にバアちゃんにふと見せてもらった一枚の写真でだった。 軍服を着て馬に乗ってキリリとして今の私よりずっと年若い大尉だったか少尉だったか…。フィリピンだかで戦死し…その出征前に撮ったたった一枚の写真だけが残っていてそれを見せてもらった。 祖父の姿を見たのはそれ一度きりだ。 

亡き祖母は彼を“とても優しい人…”と言い“サブローさん…”と呼ぶその言葉に祖母が受けた優しさが何十年もバアちゃんの中に生きているように感じた。
入籍してから出征するまでのほんの2~3年だけが祖父と暮らした時間だったそうだ。 昔の人だからか…祖母はそのほんの短いその時の思い出だけを大事に抱え、男手のなくなった家でひ祖母に仕え父らを育て…そして亡くなった。

私のご先祖サマは古い武家らしいが…遠い記憶にある曾祖母はその為かとりつくしまのない決して弱音や本音を見せない気強い人だったのを覚えている。 それに対して祖母はとても陽気なクダけた人だったが…その心根には同じように決して弱さを見せない芯の強さを持っていた。 でも趣味の俳句だけには…時おり吐露していたのを私はこっそりと知っていた。
おかげで父も頑固で強がりで困る事もしばしばあるが…どの人も“カタブツ”と呼べるほどの不器用さがあり…どの人にもその不器用さの中に温かい優しさや人間らしい喜怒哀楽が垣間見えたりもするから不思議…。 

強がりで不器用なのは家系かもしれない(笑)。
私の中にもそれがありありだ…。


私はスケベでいい加減でサディスティックな変態ヤローだが、
そんな自分がM女を好むのは…M女の中に自分と同じような不器用さがあるからだとなんとなくそう判っていたりする。 自分が不器用だからこそ…M女に意地悪したり苛めてでもその本心や弱さをムリクリにでも出させて…M女が自分だけでは出せないその思いを出してやりたい目を向けてやりたい…感じてやりたい…それでもいいんだと認めてやりたい…受け止めてやりたい…埋めてやりたいと、そんな風に独りよがりに思ってしまうんだろう。

だが自分も強がりで不器用だったりするのは問題だ(笑)
自分が何かで大変なとき…弱音を吐きたい時…助けが欲しい時…そんな時には自分が大事だと思う相手には弱っている事や或いはもがいている自分を見せないように…相手が大事であれば手間や手数をかけないようにと思ってしまったりする。

よくない。 
不器用で…強がりでアホウでどうもいけない…。 
相手はそれを知る術もない…。
不器用だからご主人様でいる。 
そんなS男もいる。
ブキッチョなご主人様っているものだ(笑)

でもだからと言って、S女サマにそこらをこそぐられると…私は泣いちゃうかもしれないが(笑)
それと同時に“んのヤロ~!”と違う感情が必ず沸き立つからやっぱりM男にはなれないか…。
少なくとも○Nコは立たん(笑)。


ふと…犬と飼い主を思い出した。
飼い主は犬を飼う側で、犬は飼い主に飼われてはいても…
その実、飼い主はその犬にとても助けられていたりする。
犬は飼い主をペロペロと舐める事くらいしか出来なくてもね。
飼い主の中には『私が好きか~?』と犬に問うたりする人もいるが
ソイツは間違いなく不器用モノだ(笑)。
それは“傍にいろ”という愛情の天邪鬼変化形でもあり
居るのに居ろと言う必要がある弱音の変化形。。
その返事が“ワン”というものでしかなくとも…
そこに居てくれる事が何よりの助けとなっているものだ。
# by nodandy | 2007-11-02 08:05 | ご主人様の心の中

飼い犬とご主人様

飼い犬とご主人様_f0134048_16501794.jpg



時間が過ぎるのが早い…
あっという間に時間が過ぎてしまう。。がそいつは困る…。
それは私の中で時間が早いと感じているだけで他の人は違う。
自分の中では3日前の事が昨日の事のように思えたりするが…
そういう時はたいがい嫌なストレスを抱えている時だ。


嫌なストレス…


心の中にちっこい子がいてそいつはどこかケガしてるのか怖がってるのかひどく弱っていてぷるぷる震えてるくせに奥歯だけは強く噛んで目だけをなんとか吊り上げて…そのクセ目の端に涙をにじませていて強がってる。 
ぷるぷる震えてるクセに(笑)
そんなイメージだ。

そんな時は自分で言っちゃなんだが弱っちいヤツだと思ってしまう(笑)

人の心の中には子供がいる。
その子供を全部出してしまうときっと楽なんだろうがそうしちゃいけないと思ってしまったりするもんだ。

普通は…その子供とは別にもう1人大人の自分もいて、そいつはなんだかんだ言いながらいろんな事をこなしちゃう頼りになるヤツなんだが、私の中の大人は嫌なストレスを抱えている時はなぜかその大人は見当たらず弱っちい子供が戦っていたりする。


“それくらいでへたるなガキんちょ”


どこからか大人の声だけが響いてくるような気がするが…
だから子供は涙をにじませながらも目を吊り上げるのか…


そんなストレスの時にはいつも…網戸のむこうから寂しげに私の方を見ていた犬の事を思い出す。いつぞやかにブログに書いた人生最初の放置プレイをした犬、壁の穴に挟まって動けないその犬の尻を木の枝でチョンチョンとつつくとだらんとした太ももが“ビクッビクッ”としたあの犬だ。
寂しさからか不安からか眉間に皺を寄せてまるで仲代達也のように見えたあの犬。 私は家族の中では一番あいつをむげにして一番イヤな思いばかりさせていたのにあいつの目はいつも網戸越しに私の姿を追っかけてくれていて…その姿がそんな時に限って思い出されてくる。


実際のところはあいつはただ“…散歩につれていけよコラ~…”とそんな事を思っていただけなのかもしれないが、私はあいつに知らん顔しながらもそれでも目で追ってくれるのがとても嬉しかったように思える…。


もちろんだからといってまた犬を飼って、その新しい犬にあの犬の幻影を求めようなどとは思わない。 もしまた犬を飼ってもあの犬はあの犬で新しい犬は新しい犬だ。 が…いつも私を目でおっかけてくれたその姿を思い出す今の自分を振り返ると…いつも私を見ているあの網戸越しの姿があったから私は元気でいられたのかもしれないとも思える…。


そりゃあの犬にはお手もお代わりも教えた。
当時の私はまるでビリー大佐で犬は当然強制入隊となる。
私は飼い主だから当然だ。
“お手”は簡単に出来るようになり私が食いモノを持ってると何も言わなくてもこっちの頭の上にさえもお手をする調子のいい所があって笑わされたが…

“お代わり”というと“確かこう…こうか”と…見るからに不器用に体をねじりながら眉間にシワを寄せ、何かすっごい難しい事をやってるような顔をしてお代わりをしてきたから呆れるやらかわいいやら…“お代わり”を言うのがまるで悪い事をさせてる気にさせる出来そこないぶり…。


犬が飼い主である私にその強いところ弱いところバカで間抜けなところその全てを見せてくれたからかもしれないが…そのおかげで他の誰にも見せたくない自分の姿をその犬の前でだけは見せられた。  誰にも見せないそんな姿を私が見せたとしても犬は自分の舌がこそげ落ちそうなくらいペロペロと舐めてくれた。でもそれは相手が犬だからか(笑)。 


しかしだからこそその犬の事が思い出されるのかもしれない。 
# by nodandy | 2007-10-13 17:32 | ご主人様の心の中

『ぷ~~~うぃッ!』

『ぷ~~~うぃッ!』_f0134048_18384517.jpg


前に“叱る”事について書いたが、その時どうにも書きたくて仕方ないものを思い出してしまい…
ついにがまんが出来なくなったので今日書く事にした。  
懺悔だ。


剣道を習った事がある。
近所の公民館で中学1年から習いはじめた。
普通は皆小学校低学年から始めるようで、初級クラスで一番の年長さんだったからちょっと恥ずかしかったが、おかげでちびっ子どもの中でサル山のボスのごとくいつも掛け声をかけさせられた。  
先生は叱咤の激しい強烈な先生だった。 
大声で叱り飛ばし体罰もへっちゃらで私もよく頭をはたかれた
(当時はまあそれが許された)。


剣道はなんといっても礼に始まり礼に終わる。 それがいい。
1日の練習の初めには道場の真ん中に横一列に並びきちんと姿勢を正して座禅し、1~2分ほどの“黙想”をする。 気持ちを静め、精神を統一するんだ。

『黙想~!』という私の大きな掛け声とともに一斉にちびっ子らはその黙想をはじめ、その時間、皆微動だにせずシーンと静まりかえる道場内にピーンと張り詰めた空気が漂う。
私の好きな瞬間だ…


   が…


その緊張感漂う重く張り詰めた空気を事もあろうに私が鋭く切り裂いてしまった。
いや…正確に言うなら“私”ではなく“私の尻”だ。。。
“私”じゃあない…。 

私はもちろん精神集中していたんだ…。
私に罪はない…。 

ただ…私の尻が勝手に…それも事もなげにその張り詰めた緊張感を打ち砕いたんだ…。
“ス~~”でもなく
“ブ~~”でもなく
“ぶりぶり~”でもない
水前寺清子のモノマネをするときに“ん~にゃっ”っと最後の部分を若干あげるように
軽快に、高らかにそしてなんとも伸びやかに “ぷ~~~うぃッ” っと…  

まるで自由の喜びを精一杯満喫するような清らかで誇らしげな音を響き渡らせたんだ。。
(“うぃ”のところを上げ目に読んでください。)


誰も予想だにせずふいに訪れたあまり“にほひ”を感じさせない音に
“1秒・2秒・3秒…”と…先ほどとは明らかに違う何かが爆発する直前にあるような静けさが流れ…
とうとう耐え切れなくなってすぐ隣の子が“ぶふ~ひっひっひ~”と肩を震わせ思わず噴きだしてしまった。 

思わず噴き出したその子に釣られて他の子たちも笑い出そうとしたその瞬間
『パシーンッ!!』とその一番最初に噴き出したその子のホッペに雷が落ちたが如く思いっきりの平手打ちが先生から食らわされた。 一瞬にして道場が凍りついた。。。
違った緊張が閃光のように道場に駆け巡ったわけだ…。


そりゃ仕方がない…
“ぷぅ~っ”でだって耐えるのは難しい…
なのに“ぷ~~~うぃッ”だ。。。 “うぃッ”ってのがついてるんだ…
屁の音で水前寺清子の“ん~にゃっ!”のモノマネをしたようなものなんだから
それが張り詰めた静粛の中で突如襲い掛かってきたら一体…一体誰が耐えられるんだ…


私も次に『ケツを閉めんか!』と殴られるかと一気に身体をこわばらせたが…
顔を耳まで真っ赤にしつつも“知りませんよ~私は黙想にいそしんでますよ~”という姿勢が功を奏したのか、あるいは「屁は自然に出るものだ」と理解を示されたのか…なぜか私には平手打ちは飛んでくる事はなかった。。。それがつらい…。

しばしの黙想が続き、“辞め~い”と掛け声をかける私の横ではヒックヒックとほっぺを腫らしたチビっ子が涙をすする音が耳に響く…
それでも私はそ知らぬ顔をして“礼!”と次の掛け声をかけていた。


その赤く腫れたほっぺを見たお母さんにその子はなんて説明したんだろう。。。
『隣のお兄ちゃんが~』ってな感じだろうか…
そのお母さん…なんて思ったんだろうね…



礼をした後、『いいかみんな~! 覚えておくんだ~!』と…
大声で先生の今日の訓示が始まった。


『たとえ~! 隣で屁の音がしても~ッ!』



先生、そりゃいかんよ…。


小学生にそんな風に屁の話をしたら誰だってまた噴き出すさ…
ほらみろ…また誰かが殴られた…。


“オレのせいじゃない。オレのせいじゃない…”

ず~っと心の傷となって引っかかってたシコリ…今はもう正直になれる…





  『 スマン! 私が悪かった(笑)!』
# by nodandy | 2007-09-18 18:50 | 話しはそれるが…